在職中に転職に向けて動き出した方が良いのには、理由があります

選考に有利は本当か

 

 転職活動を在職中に行う転職希望者が増えてきているのですが、その理由のひとつに、選考に有利になるという話があるようです。これは本当なのでしょうか。

 

 極論ですが、仕事をしている人としていない人、あなたはどちらを信用しますか?この二択で後者と答える人はいないでしょう。いるとすれば、よほどのひねくれ者です。

 

 企業で人事採用を担当している人は、多くの場合、ひねくれ者ではありません。常識や社会の価値観というものを非常に重視しており、その上で人選を行っている人がほとんど。

 

 そうした常識人が選択するのは必ず“仕事をしている人”であり、これは、在職中に転職活動を行い、その流れで面接を受けにきている人と言うことができるのです。

 

 

転職のためとは言え“失業”には変わりなし

 

 多くの転職希望者と会っている人事採用の担当者ですから、「転職のために退職したのだろう」という推測はしてくれるかもしれません。

 

 しかし、そうだとしても、退職後に転職活動をすれば、それが転職のためとは言え、“失業状態”であることに変わりはないのです。これを自覚するかしないかは非常に大きな問題。

 

 自覚する人は、きっと辞めることに戸惑いを感じるでしょう。それが正しい感覚です。失業すれば収入が途絶え、次の仕事場が決まらなければ、その失業状態が延々と続くかもしれないという恐怖心も湧いてきます。その恐怖心を感じないというメリットも在職中の転職活動にはあるのです。

 

空白期間は思いの他大きいもの

 

 仕事を辞めてしまうと、次の仕事を見つけるまでに、必ず空白期間が生まれます。上に記載したように失業状態の期間のことですが、これはあなたが思っているよりも大きい負担となるでしょう。

 

 その間の体調管理も結構大変です。1日の生活が変わるわけですから、40歳の身体には堪えるかもしれません。気持ちの維持も難しいはず。仕事の感覚が鈍るリスクも生まれます。

 

 あなたのキャリアを俯瞰した場合、空白期間というのは非常に勿体なく、転職のためとは言え、わざわざ作り出すものではないのです。

 

 

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